元気流22世紀道場

地域社会とメディアとビジネスのアンバンドル、リミックス、マッシュアップを実現するため、みんな元気に稽古をしよう!

この本を猛然と読んでいます。現時点での、わがバイブルです。

道場主は新聞の世界で育ち、新聞事業から生活の糧を得て、人生を過ごしてきました。

新聞に人一倍感謝するとともに、新聞の弱点や課題も強く感じ取っています。 

また、古くから新聞のライバルであり、盟友でもあったテレビにも、

親しみと興味と心配を感じています。

新聞に明日はあるのか。テレビに明日はあるのか。

もちろんなければ困ります。しかし、はっきり言って今のまま推移していけば、

新聞やテレビに代表される既存マスメディアに対する社会の要請や期待は、

ITの発展や価値感の多様化に伴って急速に低下していく可能性があります。

もちろん、報道そのものや社会・教養・娯楽情報への需要はなくなりません。

ここで議論の対象としているのは、その伝達技術、商品・役務の提供方法、

そして、それを支えるビジネスモデルの在り方です。

この元気流道場では、以下のような課題について、「道」を追い求めます。

一 22世紀に向かって人類はどのような形の情報を求めていくのか。

一 22世紀につながるメディアのビジネスモデルとは何か。

一 22世紀までの80年余りで既存マスメディアはどう変われるか

 

最近、偶然、この本に出会いました。いま一生懸命読んでます。

401頁のうち、12月15日現在、202頁まで読みました。

〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

 

ああ! 答の片鱗が、未来のマスメディア像が見えそうな気がします。

さあ、道場主はこれから続きを読みます。非常にエキサイティングな本です。

当道場の「扁額」に掲げたアンバンドル、リミックスマッシュアップの精神も、

この本に詳しく説かれています。

志を持って当道場に集う皆様も、ぜひご一読ください。

 

 

 

 

まずは新聞をばらばらにほどいてみますか。レッツアンバンドル!

当道場の主要な目標の一つは、

「新聞・テレビなど既存マスメディアのあすを提案する」ことです。

中でも、道場主の出身母体である「新聞」についてのテーマが多くなると思います。

 

新聞は毎日発行されます。

さまざまなニュースが大小さまざまな見出しと記事で載っています。

広告もたくさん載っています。

朝晩、郵便受けに入っています。

駅の売店やコンビニでも買えます。

このあたりまでが、今までの新聞の「かたまり的な」イメージです。

 

これを、働き手を基準に「ほどく(アンバンドルする)」と、どうなるでしょうか。

・ニュースを取材する人がいます。

・記事をまとめる人がいます。

・広告を作る人がいます。

・広告を集める(広告面を売る)人がいます。

・紙面をレイアウトする人がいます。

・印刷する人がいます。

・梱包する人がいます。

・お店まで運ぶ人がいます。

・新聞にチラシを挟む人がいます。

・新聞を配る人がいます。

・読者を集める(新聞を売る)人がいます。

・チラシを集める(チラシ効果を売る)人がいます。

今はみんな一緒になって、力を合わせて働いています。

そして……

・新聞を読む人がいます。

・チラシを読む人がいます。

さらに……

・新聞に記事として載る人がいます。

・新聞に公告を載せる人がいます。

・新聞にチラシを挟む人がいます。

ほかにも……

・新聞を閲覧に供する人がいます。

・新聞を束ねて保管する人がいます。

・新聞をデータ化する人がいます。

・新聞を研究する人がいます。

・新聞を溶かして紙に再生する人がいます。

プラスアルファで……

・新聞で弁当をくるむ人がいます。

・新聞で生ごみを包んで捨てる人がいます。

・新聞をたんすの底に敷く人がいます。

・新聞で遊ぶ人がいます。

 

このほかにも、人と新聞のつながり方は、まだまだたくさんあると思います。

それらをかたまりで考えず、ばらばらにほぐして考えていくのが、当道場の流儀です。

それぞれが、22世紀までの厄0年でどう変わっていけるか。

 

ぜひご一緒に、情報を集め、知恵を絞り、楽しい汗を流しましょう。